コンタクト処方について

コンタクトが初めての方は、平日は17:00、土曜は11:00までに受付をお願いいたします。

コンタクトレンズの指示書(処方箋)のみの発行を希望される方には対応していません。

コンタクトレンズの定期検診は半年毎としており、その間は診察なしでコンタクトレンズを交付しています。

コンタクトをネットで購入し、眼科受診がないままトラブルになる方が増えています。時には取り返しのつかないことになる場合もあります。当院で経験したネット購入患者さんの中でひどい方では既に視力は0.3、角膜移植をするしか視力回復は望めなくなっていました。当院の方針は必ず6か月毎には定期検診を受けて頂くように指導しています。自分の目は、自分で守りましょう。 このような指導を守って頂けない方が多いので、結果として指示書のみの発行はやめてしまいました。

特にここ数年で気になるのは、ネットやドラッグストアで購入した質の悪いカラコンやサークルレンズによるトラブルの増加です。角膜(黒目)に結膜(白目)から太い血管がにょきにょきと生えてきている方がたくさんいます。感染など痛みや充血があれば病院に来てくれるので、まだ対処できるのですが。。。慢性的な酸素不足で黒目の内側の内皮細胞が減ることがあるのは知っていますか?

下の写真の左側が正常な若い人の内皮、右側がカラコンの不適切使用などで減ってしまった内皮の写真です。内皮細胞は減ってしまうと増やすことができませんが、黒目の水を汲みだすポンプの役割を果たしていて、ある程度を超えて減ってしまうと黒目が白く濁ってしまいます。白く濁って視力が低下してしまえば、角膜移植などの治療が必要になります。白内障などの手術をしたり、加齢でも減っていくものですから、きちんと酸素不足を起こさないようにコンタクトを使用して、角膜内皮細胞を守らなくてはいけません。

80歳の白内障手術後の方よりも、カラコン使用の20代の方の内皮細胞の数が少ないことが最近ではざらにあります。ここまで減っていても自覚症状はありません。当院では角膜内皮細胞の減少が疑われる方にはコンタクト診療の一環として、このように画像を撮影してご説明しています。写真を撮るだけで、痛みもない検査です。将来自分が困らないように、しっかりと知識を持ち、正しくコンタクトと付き合ってほしいなと切に願っています。

 


《コンタクトレンズによるトラブル》

  • <ワンデータイプ>
  • <2ウィークタイプ> ケア用品とのお得なパックもあり。3か月分コンタクトとケア用品で6500円です。
  • <遠近両用>
  • <サークルレンズ>
  • <1ヶ月タイプ>
  • エアオプティクスEXアクア 3枚入 
  • <ハードレンズ>
  • クララ・スーパーOEX 
  • アスフェリックUV 
  • 遠近両用コンタクト マルチフォーカルO2 
  •  各種コンタクトレンズケア用品も取り扱っております。
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